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WED 28 NOVEMBER 2012

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大野で出会った型板ガラスいろいろ・・
Cafe Name came Onoさんのガラス戸は芸術的な美しさでした。

日本板硝子「きらら」(1963年から製造)
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↓セントラル硝子「めばえ」(1969年から製造)

昭和なネーミングとデザインが可愛らしい型板ガラス。
ずっと探していた1枚です。
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型板ガラスはアルミサッシの普及に伴い急速に普及しましたが、
木枠のものを記録しているので、素晴らしく状態のいい
ガラス戸に出会えて、とてもラッキーでした。
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大野の街中で見かけた型板ガラス

↓セントラル硝子「つばめ」(1968年から製造)
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まさか「つばめ」に出会えるとは思ってもいなかったので、
もぉビックリ!
季節感のある模様はサクラやキク、スイトピー、モミジなどが
ありますが、やっぱりツバメは別格・・
とっても粋な型板ガラスです。
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↓セントラル硝子「浮草」(1968年から製造)

たしかに水面に浮かぶ水草に見えます。
不思議な模様も型板ガラスの魅力・・
型板ガラスは激しい販売競争により数十種の製品が
誕生しましたが、ほとんどが数年で製造されなくなりました。
そんな短命なガラスが、ひっそりと生き続けているのを見ると
心が温まります。
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↓セントラル硝子「カルタ」(1965年から製造)

大柄な構成ですが細かな線がハッチングされていて
光の変化が面白い型板ガラスです。
ちなみに前年に製造された「色紙」は柄がひとまわり小ぶりです。
色紙の方がカルタより大きいのに・・
カルタは原寸大ということかもしれません。
元々は旭硝子も「色紙」を製造していたようで、1952年頃から
このデザインはあったようです。
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型板ガラスは高度成長期の波に乗って、斬新なデザインが
次々と登場しました。
窓ガラスも大きくなって、大柄なデザインの需要も広がり、
日本が一番輝いていた時代・・
型板ガラスのほとんどは製造されなくなってしまいましたが、
何の変哲もない街角で、ふと出会えると嬉しくなります。
by atorie-n | 2012-11-28 11:29 | レトロ探求
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