表紙の写真に魅せられて エドアール・ブーバの写真集を
衝動買いしてしまいました
部屋の中央に絵のように立てかけて
何度も眺めています
私は写真家が うまく姿を消しているような写真を好みます
昨今では まず発想ありきの写真家が多く
写真は発想を表現するためのものになってしまっています
私の考え方では写真は発想に左右されるものであってはならない
発想を超えるものでなくてはいけない
「Edouard BOUBATアサヒカメラ2008年2月号より」
たしかに、うまく姿を消しているのに
写真の中に写真家が存在しているような雰囲気・・
今日は年賀状用のカードとリチャード・アヴェドンの
ポストカードを探しにオンサンデーズまで出掛けましたが
見つからず、ブーバの写真集が手に入りました
コートのシワまで美しいアヴェドンの写真
モデルは70代の今も現役の伝説のモデル
カルメン・デロリフィーチェ(Carmen Dell'Orefice)
Richard Avedon Paris 1957年
マレッラ・アニエッリ(Marella Agnelli)のポートレイト
時間が止まったような眼差しに惹き込まれます
Richard Avedon NewYork 1953年
マリリン・モンローが大好きで写真集を何冊か持っています
どの写真も素敵ですがアンドレ・ド・ディーンズが
1949年に撮った「海辺のモンロー」はピカイチ!
なぜなら、この写真はカメラマンにではなく
恋人に向けられた笑顔だから・・
最初にモンローの芸術的才能を発見したのは
アンドレ・ド・ディーンズでした
一枚の写真が もたらすことは計り知れません
魅了される写真に出会うこと
それは恋に落ちる瞬間に似ています
写真は永遠・・
エルトン・ジョンがノーマ・ジーン(モンロー)に捧げた
「CANDLLE IN THE WIND」はコチラ→
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