栗林公園から40分程電車に乗って5時少し前に丸亀に到着〜
駅のすぐ前にある
猪熊弦一郎現代美術館に急いで駆け込みました。
猪熊氏が存命中に建築家の谷口吉生氏とコラボした「作品」として
存在している駅前美術館は、細部まで意匠をこらした造りになっていて
作品と展示空間の関係はもちろん、図書室やカフェのインテリアも
とっても素敵でした。
常設展を見た後、ミュージアムショップで猪熊氏の
エネルギッシュで楽しいタッチのグッズを沢山買い込んで、
中庭の水の流れが見渡せるカフェでひと休み・・
紙コースターは三越デパートの包装紙のデザインでも知られる
猪熊氏の赤い花びらでした。
その後、10分程歩いて
丸亀城へ
丸亀城の石垣は4層に重ねられ約60m。
石垣としては日本一の高さだそうです。
江戸時代に建てられた御三階櫓の白亜の天守は
全国でも珍しい木造天守。
高さは15メートルで、現存の三重天守の中では
最も小規模とのこと・・
扇の勾配と呼ばれる緩やかに反った美しい石垣が段々になって、
その上に ちょこんと鎮座した小さなお城は なんだか西洋の
お城のようにも見えました。
本丸から丸亀の街並の向こうに瀬戸内海と瀬戸大橋が
見渡せました。
春の霞みかかった夕日に浮かぶ島々が穏やかで、
はるばる四国に来たんだなぁと実感・・
日が暮れてから予約していた駅前のビジネスホテルにチェックイン。
商店街はシャッターがおりて人も歩いていなかったので、
夕食は駅の近くの居酒屋さんみたいなお店でいただきました。
翌日のこんぴらさんに備えて10時半頃就寝・・