鞆の浦は古くから「潮待ち・風待ちの港」と呼ばれ、
海上交通の要所として栄えた港町。
坂本龍馬や足利義昭など歴史上の人物ともゆかりが深く、
江戸時代の面影を残す建物が多く点在していました。
道の造りが独特で見通しのよい道や十字路は
ほとんどありませんでした。
レトロな洋館や住宅地の細い路地も雰囲気があって、
グッとくるものがありました。
長い階段の途中にある家には犬がいて、ひょっこり顔を
出して階段を上り下りする人を見ていました。
そんな何でもない日常も鞆の浦では密度が濃く感じられます。
ここにしかない風景・・
唯一の港町。
あの映画の中の奇想天外なストーリーはここでしか
生まれなかったに違いありません。
海に突き出たこの建物は数年前まで保育園でした。
ザブンザブンと波音が聴こえる海の中の保育園・・
映画の中で主人公の男の子が通っていた保育園も
こんな感じでした。
ニャンコに誘われて行ってみると綺麗な浜辺がありました。
崖の上の一軒家に住む少年がポニョと出会った海岸は
ここだったのかも・・
そんなことを思いながら浜辺でシーグラスを拾いました。
海岸沿いをブラブラした後、港に戻って常夜灯近くの
雰囲気のいいお店で、魚介類のパスタをいただきました。
タコがプリプリで美味しかった〜
福山駅19時10分発の山陽本線で21時頃広島駅に到着。
福山は岡山県寄りなので2時間程かかりました。
財力があったらピューっと新幹線や特急で旅したいですが、
1日乗り放題の青春18きっぷ2300円はほんとうに有難いっ!
いつものことながらJRさんに感謝、感謝です。
広島駅南口の前に路面電車の乗り場がありましたが、
広島の街を歩きたかったので、予約していたビジネスホテルまで
15分程ブラブラ歩きました。
今回お世話になったビジネスホテルはネット予約限定の
日・月曜日連泊割引プランを利用したので2連泊で6900円と
かなりお得でした。
ネット予約には格安のプランがあるので、割安なホテルを探して
今年もちょこちょこ自分なりの旅ができたらいいなと思います。