
先日の福井新聞で街中の化石探検をされている人が紹介されていました。
ホテルや店舗、コンサートホールの大理石に化石になっている
1億〜2億年前の海の生き物を調査して「街角化石」のリストを
作っているそうです。
その気になれば何処にでも研究テーマはあるものだなぁと
視点のユニークさに感心しました。
おすすめスポットとして紹介されていたユアーズホテルフクイ地下の
洋食店の壁には立派なアンモナイトや珍しい化石がいっぱいでした。

↓ヒップリテス科 厚歯二枚貝
中生代白亜紀後期(6500万年前)
産地 ポルトガル?
石灰質の泥の中でブーケ状になって生活していた。
厚歯二枚貝類は白亜紀の終わりに絶滅。

中生代白亜紀(9900万年前)は温暖な気候で海の水準は高く、
酸素が増えていった。
かつてひと塊だった超大陸は七大陸にはっきりと分裂しており、
多様な生物が各大陸に現れた。
白亜紀後期(6500万年前)メキシコ沖に巨大隕石が落ち、
急激な気候変動で恐竜やアンモナイトなど生物種の70%が
絶滅したといわれている。

↓ベレムナイト
中生代ジェラ紀後期(1億4500万年前)
産地 ドイツ南部
ベレムナイトはイカの甲にあたる部分。

中生代ジェラ紀後期(1億4500万年前)はゴンドワナ大陸が分裂をし始めた。
温暖で降水量も多く湿度が高いため、動物、植物とも種類が増え
大型化していった。
植物ではイチョウやソテツなどの裸子植物が繁栄し、
はじめて被子植物が現れたのはこの頃。
海ではアンモナイトやプランクトンが繁栄し、地上では恐竜が
多種多様な進化を遂げた。
始祖鳥が現れたのもこの時代。

店内も御好意で見学させていただきました。
大理石の壁には巨大なアンモナイト・・
何度も来店しているのに化石のことはまったく気づきませんでした。

何千年前の世界が密封され、タイムマシンのように
現代に届けられたのだと思うと、ありふれた日常にロマンを感じます。
案外、いろんなところに潜んでいるようなので、
身近な場所で「街角化石」をぜひ見つけてみてください☆