
ルイス・キャロルは沢山の「謎」を残しました。
架空の生物を探し求める「スナーク狩り」は
ある陽差しの強い夏の日に一人で坂道を歩いている時に
突然、舞い降りた一行から生まれたそうです。
「そう、そのスナークはブージャムだった」
それが何を意味するのかわからないまま、
ルイス・キャロルは最後の一行から書き始めました。
スナークを捕らえる最も基本的な方法は
指貫と配慮とフォークと希望を持って探すこと・・
奇想天外なお話ですが、何人かの子供達には
受け入れられると確信していたようです。
1875年の休日にイギリスの海岸で9歳の少女ガートルードと
知り合ったことから着想を得たので、この作品は
ガートルードに捧げられました。
とても個人的な独自の世界観を持ったお話です。
挿絵はトーベ・ヤンソン。
翻訳は穂村弘。
イマジネーションの宝庫のような一冊でした。