先日、渋谷へ出掛けたら デパートの催事場で
アンティークカメラ市をやっていたので覗いてみました
憧れのライカがズラリと並んだショーケースを眺めながら
ブラブラ歩いていたら
300円均一のレンズケースのコーナーを発見!
思わず足を止めて魅入ってしまいました
しっかり作り込まれた50年代、60年代の本革ケースは
機能美を備えた美しいデザインで、内張りのビロードも
各社いろいろ・・
小物収納が できるのも楽しそうなので
キャノン、トプコン、アグファ、フォクトレンダーを
連れてかえりました
販売の方の話では綺麗なのは ほとんど売れてしまったとのこと
それでも、汚れを薬剤で落とし、剥がれている部分を接着して
茶色の靴クリームを何度か薄く塗り込み
ガーゼのハンカチで軽く磨いたら
往年の輝きを取り戻しました
昔はカメラの設計者がケースもデザインしていたり
いろいろな工夫がされていたようです
今は製造工程も含め、手間のかかることは
なくなってしまったので、まさに貴重なお宝・・
今のデザインにはない味と魅力に溢れています
長年の相棒フォクトレンダー社のビトーと一緒に
掘り出し物のレンズケースを写真に収めたら
なんだか家族のように見えました
贈物のような出会いだったんだなぁと
今頃 気がつく・・